本を読んでもすぐ忘れるという現象について
悩むことではありません。反省も要りません。
誰でもふつうにあることです。
「忘れる」ということを前提で、
・ノートに書く
・繰り返し読む
・声に出して読む ←耳から入ってくるので
・誰かに話す、アウトプット
するしかないです。
読んだことを忘れない方法は無数にありますが、
それはまたにするとして、
ここでは読書に対してのプレッシャーや罪悪感をなくすために書かせていただきます。
たくさん吸収したい気持ちも、忘れたくない気持ちもわかります。
しかし、残念ながら脳の仕組みからすれば
どんなに気合いを入れても、どんなに覚悟しても、忘れるものは忘れます。
逆に、何も意識せず読んでも、残るものは残ります。
前者も後者も、同じだけの量のこります。
もし気合や覚悟で記憶力が何倍にもなるなら、誰もがもっと勉強できるはずです。
いい大学にも行けたはずです。
![](https://www.honyakamo.com/wp-content/uploads/2023/06/20201102_1028.jpg)
写真は、今月発売になる尾崎里美さんの新刊のゲラです。
読む限り、この本を「今」広めることが私の使命だと感じたのです。
今必要な内容です。
そう思えば思うほど、この本の何を伝えるか、どうやって伝えるか、考えます。
一度読んだだけでは「凄い本」、二度読んでもこの本を多くのひとが待っているのはわかるけど、
自分の言葉にはまだできない。
だから3回、4回と読みます。
本屋って、本が出るたびにゲラがもらえるわけではありません。
ご縁があってのことです。
だからこそ大切に取り扱いたいのです。
私が「おもしろそうな本とはおもえない」伝え方をしたら、
この本の可能性を止めてしまうことになりますので。
たくさん吸収したい本、忘れたくない本に出会えたことは幸せなことです。
そこまで意欲的になれてる自分の姿もうれしいことです。
1回でと思わずに、何度も読んでください。
古本屋に売ったりせず、いつも手の届くところに置いておいてください。
次回は、アウトプットについて書きます。
こんぶ