読書あるある


読書相談をよく受けます。
「本を読むのが遅い」とか「途中で挫折して最後まで読めないとか」、
「何を読んでいいかわからない」など様々ですが、
最近よく聞いたのは「ビジネス書やハウツー本を読んでもうまくいかない」「できないと自分を責めてしまう」という声だ。

店主もおなじ経験をよくしました。
せっかくやり方や、答えを教えてもらったのに自分は実践できない。続かない。結果が伴わない。
自分の意志が弱いとか、実践力がないと思い自信を無くしました。

繰り返すうちに、人のやり方は自分に合わないのかもしれない。
自分で模索しないといけないと思ってビジネス書を読むのをやめました。
それは頭で理解するより、体のほうがよく知っていたみたいで
自然と物語や伝記などに手が伸びるようになりました。

そのような本に、どうしたら経営がうまくいくかとか、
悩みが解決する方法はこれっぽっちも書いていません。
むしろ自分と比にならないくらいの境遇に直面する人物がでてきます。
住む家がないとか、今食べるものがないとかとか、大病を患うとか。
でもそんな境遇の人物が大決心をして何かに挑戦したり、コツコツ努力して、
やがて飛躍する。

読んでいると、自分が抱えてることなんて大したことはない。豊かなものだ。
自分にもまだまだチャンスがあるって思えてくるのです。
錯覚に過ぎないかもしれませんが、物語には心を動かす力があります。
心が動くと、自然に身体も動きはじめます。
行動すれば何かしらの気づきや経験値がもらえて次の
ステップに行くことができます。

行動してもうまくいくとは限りませんが、まずやってみたというだけで
自信がついてきます。その自信が次の行動を生み、どんどん好転していきます。
そのような経験をした人がたくさんいるようです。
そして皆さん、口を揃えてこう言います。
「けっきょく、小説や物語を読んだときのほうがうまくいく」と。

私が好きな本、中村信仁さんの「営業の神さま」にこんな言葉が出てきます。
 『 心が技術を超えない限り、技術は活かされない 』

技術は要らないとは言ってません。
心を磨かないと技術は使えないということです。
もしビジネス書やハウツー本を読んでも思うようにいかなかったという
人は、一度、物語や感情が動く本を読んでみてください。
今まで気づかなかった糸口がみつかるかもしれませんよ。

店主 こんぶ

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